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考え方

2大巨頭 ideco手数料無料の陰では証券マンの血が流れている、、かもしれない

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「人の会社を心配するよりも自分の明日を心配しろ」という内なる声にも負けず、今日も妻と子が寝静まった後に私はキーボードを叩く。先日話題になったSBI証券と楽天証券が口座管理手数料を無料にした話題です。大丈夫なんですか?という心配もそこそこにいくつかの疑問がわいてきました。今回のいきなり無料キャンペーンを手放しで喜べないのもその疑問のためで、実際こんなことをいうのは野暮ですが私も手数料と聞くと思う所があります。

最初からやって頂いてもよろしかったのですが

まず今回の件で割を食った方々がいます。

1.SBIか楽天で迷ってた方

2.確定拠出年金歴が長い方

1の方々idecoを始めるに当たり、最後の選択肢として残った2会社を選ぶのに様々なメリット、デメリットを考えてどちらか一方を選んだ方もいると思われるが、手数料が決め手になって楽天証券を選んだ人は完全に時間の無駄でした。

2の方々は今から無料にするならなぜ今まで無料にしなかったのか、実は今までがめていたのではないか、という疑問がわいてくる方もおられるだろう。

喜ばしい事だがタイミングというかやり方が強引なので私は「?」となってしまったのです。なぜならideco改正で対象が広がる際に楽天証券は拠出額10万で無料、SBI証券は50万で無料と決めたはずで、それが4ヶ月という、舌の根も乾かぬうちに路線変更するというのは「ぶれた」と見られて仕方がない。

それでは証券会社の方々が実はとらなくても良かった手数料を取っていたのかというとそうではなさそうです。

idecoにおける証券会社さんや銀行さんの役割

【楽天証券HP―idecoの制度を知るー運営機関の役割分担より抜粋】

・加入申込の受付(受付金融機関)

・運用商品の選定・提示、制度や商品の情報提供(運用関連運営管理機関)

証券会社等、idecoの申し込みを受け付ける機関にも上記のような役割が分担されているので、これに関しては胸を張って手数料を取っていいはずです。この作業に割く人員や時間はゼロではないはずで、ここを無料とするとなると、どこかで出ている利益を削ってしまっているのでしょう。では何故今になって無料になったのか、問われても答えられないかもしれません。何でもそうですが基本的に手数料の内訳などマル秘ですので。でも理由が知りたくなってしまうのは今回の発表のタイミングのせいですね。あと2代巨頭がほぼ同時にというのもすごい。一方のプレスがあった後にもう一方が後を追うようになど、事前に知っていなければできない芸当ですが、彼らは数時間でやってくれました。ものすごい一体感です。やるべきことはさっさとやる(Done)、そして次の一手へ進む(Go)。2社は「Done & GO」のスピリッツで通い合っているという事です。

やっぱり御上かな

どんな商品やサービスであれ、その対価としてお金をもらうのは当然で、何にでも手数料を載せるのは当たり前です。普通手数料というのは聖域で、取引先との手数料交渉などは喧嘩になるくらいのレベルですが、今回スパッとやりのけたのは、今話題の金融庁がとある講演で釘をさしたからでしょうか。

日 本の投信運用会社の多くは販売会社等の系列会社となっています。投信の運用資産額 でみると、実に 82%が、販売会社系列の投信運用会社により組成・運用されています。 系列の投信運用会社は、販売会社のために、売れやすくかつ手数料を稼ぎやすい商品 を作っているのではないかと思います。 これまでの売れ筋商品の例をみても、ダブルデッカー等のテーマ型で複雑な投信が多 く、長期保有に適さないものがほとんどです。こうした投信は、自ずと売買の回転率が高く なり、そのたびに販売手数料が金融機関に入る仕組みになっています。

2017年4月7日 「日本の資産運用業界への期待」 日本証券アナリスト協会 第8回国際セミナー 「資産運用ビジネスの新しい動きとそれに向けた戦略」における 森金融庁長官基調講演 より

かの本多静六翁も言っていますがお金を稼ぐのはいやしい行為だ、という感覚が日本では昔から強いようで、株式投資についても同様であり、金融商品を売る会社は限られたパイの中で如何に儲けるかを考えて商品を出してきたはずです。投資をする人などまだまだ少数派でしょうが、そんな稼げるパイが少ない状況を放置してきた国の責任は神棚に献上しておいて、それ民間会社は国民のために手数料はとるななど、御上はおふざけ奉っておられるのではないか、下々の世で商いなど召された事がありませぬゆえ、等々中の人はそう考えているのかもしれません。

まとめ

1.今回の手数料下げは風当たりが強い金融業界の双竜が、Done & GOの精神で血を流して出したサービス

2.上意は怖い

私は累々の屍の上に立って資産を形成していかなければなあ、そう思った31の夜でした。

以上です。

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