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金融資産年間200万円増が目標である家庭の記録

ジャムぞうの聖域なき財政改革

考え方

若いうちに遺言を書くのも悪くない

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こんな事を書くと良からぬ事を考えているのではないかと思われる可能性があるが、生憎まだ死ぬ気は無い。ただ所帯持ちだとひょんなことで私が逝ってしまった場合、残された家族の事はやはり気にかかるものだ。今年生命保険の死亡保障額を増額した理由も娘が出来たからで、何かあった時にお金を出来るだけ残しておきたいという想いは当然ともいえるし、今ある雀の涙ほどの資産でも受取人もちゃんと残された家族に受け取ってほしい。老後をやたらと心配するのも結構だが、良く考えたら心配しなくてはいけない時は、一番お金が必要な時期に大黒柱が亡くなってしまった時ではなかろうか。

またお金それ自体よりも「お金に関する考え方」を伝えておくという考えもあるのかと、フォローしてるブロガーの方をみて思ったのだ。

https://escapepoor.com/investment/investors-best-love/

金額の多寡も重要であるが、お金の管理、どの口座で、何を、どうやって、どんな目的運用しているか、等々についても日々夫婦で共通認識を持っておく事は、片一方にが何かあった後も、マネーリテラシーをもって生きていけるし、子供がいる場合もお金について伝えていってくれる可能性がある。

そういう意味では二人で家計管理をしてきてよかったと思える所だ。

投資経験無しの夫婦が投資を始めるには、手間と時間がかかる

先日の日経記事ですが最近は女性への投資参加を促すイベントが多いそうです。 「投資入門、女子会気分で東証、兜町金運ツアー/貴金属でもイベント」 http://www.nikkei.com/article ...

実際のイメージ

とはいえ配偶者に何かあった際に、残された方は同じ家計管理を即座に実行出来るであろうか。

特に収入、家計管理を一方に頼っている家庭は危ういのではないか。

リスク許容度はここまで考えなくてはいけない気もする。

我が家は怪しい所だ。お金の運用に関する知識は夫婦同レベルで、今ある財産は稼ぎ自体私の収入であるが、今のきめ細やかな家計は妻氏無くして成り立たない状態なのである。一方で妻に今と同条件の給与を得られるかも不透明である。私自身が死んだ時の事ばかり考えていたが、場合によっては私が遺されることもあるのだ。運用する事も結構だが、効率が良い家計、家事を私も受講しておく必要がある。

ダブルの場合

これは難しい。当然、親が死んだら親の資産は子供にいく事が望ましいが、遺された子供がそれを有効に使えるかわからないので、ひとまずは別の保護者に、という事も考えられる。

片一方が居なくなってしまった場合ばかりを考えて、この事はあまり考えていなかった。これは我々だけの問題ではなく、親族にもかかわってくるため、確実に専門家の力を借りる事になるだろう。

事務的な遺言は士業へ、感情的な遺言は出来れば毎日か、それとも文か。

偽造されて保険金殺人などに利用されないように、遺言の効力自体を保証するのは公的機関であり、正式な依頼は専門の士業に行う必要があるらしい。法律が絡んでくるので当然と言えば当然なのだが。

感情的な遺言、家族を如何に大切に思っている等は伝えようと思えば生きているうちに毎日伝えるのが良いだろう。言わなければ日々どう感じているかなど中々感じ取ってはくれない。

ただ私のような恥ずかしがり屋は毎日妻氏に「Amore!」と伝える事はしていないし、気味悪がられるので、家族への愛情表現は個別に文章化しおいた方がよいだろう。

子供には何を残そうかと考えてみても、今の所金以外に出てこない。物心がついていない子供ならなおさらで、人格も形成されていない状態では遺言で導きようもないのだ。子供に遺言を残す場合に、人生についての教訓を残そうかと考えても見たが、私の様に齢31にして惑いまくっている段階では、活かしてほしい教訓もあまり無いのが現実である。また恐らくであるが、親から「人生はこうしろ」という遺言を残されたら、それにいつまでも拘束されそうである。私は何も知らない子供を縛りたくはないので、今は愛情を注いでいる点のみ伝えておこう。

今生きているのは運がいい

私は運がいいのは間違いない。雪山で遭難したり、滝壺に落ちたり、ヒグマと鉢合わせたこともあるが何故か生きている。なぜ私が死ななかったのかは運がいいとしか言いようがない。ただ危ない目にあった事を笑い話の様に妻に話したという無神経さは今でも反省然りである。

それでも何か事故にあった時は「危ない!」すら考えられなかった。

人間いつ死ぬかはわからない。最後の会話もできず、年が若い家族を亡くし、残された人は葬式をしても、何年たっても立ち直っていない。そんな時に少しでも負担が軽くできる遺言を考えてみるのもいいと思うのだ。

※遺言というテーマ上、暗くなりがちであるが、今は死ぬ気はありません。
以上です。

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