年収500万、30前半男の家族計画。
結婚するまでその愉しさを知らなかったように、子供が生まれるまではその愉しさは知らなかった。生まれる前は本当に子供という存在を可愛いがれるのか不安ではあったが、実際に生まれ見るとこんな感じである。
「こんなに嬉しい事はない」
って意味である。
賑やかに過ごしてしばらくすると2人目が欲しくなってくるものだが、現実的には子供二人というとやはり気になる事が出てくる。
・金
すぐに浮かんでくるのはこんなところであるが、世間ではどのような事を気にしつつ家族計画を立てているのだろうか。
平成26年度内閣府実施「結婚・家族形成に関する意識調査」
http://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/research/h26/zentai-pdf/index.html
・調査方法:グループインタビュー方式、郵送調査
・有効回収人数:2,643人
・全体平均年齢:30.9歳
いくつか回答をピックアップしてみると、
・希望する子供の人数:平均2.2人
これは年収400万未満、800万以上でも多くの人が希望の子供数を「2人」回答している。金が有ろうがなかろうが4人家族がちょうどいいといったところか。
・子育ての不安要素:複数回答可
1位:経済的にやっていけるか:63.9%
2位:仕事をしながら子育てをする事が難しそう:51.1%
3位:きちんとした子供に育てられる自信が無い:40.7%
そりゃあ子供一人当たり3,000万かかるとか耳タコの様に言われたら嫌でも金の事は考える。金の心配をしないのはビックダディか資産家くらいではないか。
また第1子目なのに子育てに自信があるという回答をする人がいないだろう。誰だって不安だ。そう考えると当たり前と言っちゃ当たり前の回答である。ただ年収600万未満では経済的にやっていけるかの不安が72.3%なのに対し、800万円未満にすると55%に低下している所をみると、経済的に安心感としてのボーダーは600~800万円あたりに一つあるのかもしれない。
加えて、
・子供が欲しくない理由
1位:将来の教育費が心配
2位:育児にかかる費用が心配
やっぱり金ですね。そりゃあ自分の将来もよくわからん状態で子供を育てるのはそりゃあ不安ですわ。
そこで2人目が作れる年収を検討してみましたが、以下のブロガーの方の考察が参考になります。
http://www.sekkachi.com/entry/Reasonable_income_Japan
出来る限り子供には負担をさせたくないというのが親心だが、そうも言ってられない状況がきたら奨学金を借りたり、マイホームをあきらめたり、新車を諦めたり妥協は必要になるのだろう。
子育てをする上で金が多いほど不安が少ないのは間違いがないが、結婚して子供ができた段階で500万円くらいを学資保険か投資信託にぶち込んでおけばあとは必要な時が来るまでほっておけるのだ(ある程度は)。
人生はいつどういったイベントが起こるかわからないので日々節制に励むべきであった。
我が家というサンプルではどうであろう
ここはひとつ割り切ってお金はあまり深く考えず、2人目について検討をしてみた。
ジャム「金の心配はあまりしていないのだが(ウソ)、出来るとしたら2人目はいつ欲しいか」
すると妻氏からは「35歳出産が1つのボーダーライン」との回答があった。
35歳を過ぎると流産や障害等のリスクが増加する事は多くの人が知っていよう。私だって知っていた。
「高齢妊娠に伴う諸問題」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kyorinmed/47/1/47_77/_pdf
妻氏は流産のリスクや出産に要する体力を心配しているようであり、実際には多くの人が同様の心配しているという調査結果もある。
平成25年度厚生労働省白書ー若者の意識を探るー
http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/13/
加えて妻氏における子育ての負担も考えなくてはならない。
転勤族である我が家は妻氏が正規職に就きづらいので現在は共働きをしていない。なので妻氏は1日子供につきっきりであり、出来れば第1子が幼稚園に行ける年齢になって第2子をもうけて負担を減らしたいところだ。
先ほどの35歳まで出産という条件と、第1子が幼稚園に通ってからという条件を満たそうとすると、30代前半の我々に残されたチャンスは少ない。さらに子供の年の差も気になる。2歳差は近すぎて上の子が面倒見ないし、3歳差は受験が重なる、4歳差でようやく面倒見がよくなるといった感じがする。
こう考えると平均的な結婚年齢が30歳前後で、子供を2人創るって結構忙しい。
タイミングを見計らって「本場所」を迎えたいところだ。
男だって命中精度が落ちるんだぜ
野郎共の性欲は30代は低下傾向にあるらしいが、ついでに「弾倉」に込められている「弾」も劣化するらしい。私の「M16カスタム」はまだまだ現役であるが、いつストレスから「ギランバレー症候群」になるかもわからないのだ。実際はスナイプではなく「近接銃撃戦」、「肉弾戦」だが「獲物」の手入れと「ぶつかり稽古」を日々怠らず、残されたチャンスを活かしたいものである。
ただ子供は授かりものであり、2産目が双子だったなんておめでたい話もあるようで、そうなったらもうこんな感じになりますね。
以上です。
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