アメリカ生活も既に4か月が経過しているがこの時点における状況を記しておこう。
1.SSNが4か月たっても発行されず。
2.英語聞き取れなさすぎワロタ。
1について、アメリカではビザ以外にアメリカでの身分証となる社会保障番号(SSN)というものを申請、発行する必要がある。通常申請から1か月程度で取得できますが、4月に申請してい未だ発行に至っていない。
書類に不備があるというわけではなくて、DHSという役所みたいなところの情報と自分のビザ情報が合致しないという事みたいです。これまで12回程申請してもらっているが8回目位で自分で申請するのは諦めて職場の事務方と弁護士に相談している。弁護士によると自分のビザと申請書類には問題ないとの事で、居住管内の移民管理局にも問い合わせをしてもらっていますがこれまた問題ないと回答されています。
ただなんで何回も突き返されているかというと、最終的に判断する役所が別地域のAという事務所で、そこが何度もダメだって言ってるようだ。自分の居住地区のBという社会保険事務所も、なんで突き返されるかわからんと言っており、基本的にBからAに鬼申請してもらっている形です。
自動車保険は前任者の保険を延長させてもらっているから大丈夫だが、国際免許の期限切れたらどうすればいいのか、、。
何故こんな事になっているかはわからんけど、コロナのせいでアメリカの郵便が混乱して社会保険事務も滞っているというニュースを見た(ソース失踪)。なるほど人員が不足しているためアメリカ人向けの仕事も遅延しており、まあ日本人のSSNを後回しにしても、、…言い訳ねえだろ!12回だぞオラ!多分基地外クレーマーなら事務所で暴れまわってるだろうけどこっちはガチムチ警備員が銃携帯してスタンバってるし、窓口はアクリル板で仕切られているので、もし暴れたら警備員に文句なく射殺されそうである。
救いなのは職場の事務方、プレジデント、B所、弁護士など「お前は悪くない」とフォローしてくれている点。これが無ければ日本に帰らせてくれと本社に懇願していたでしょう。プレジデントも外れ公務員の事をスラングを用いてディスってくれたので少し溜飲が下がりました。
また先日移民管理局管理下にある国境管理所のガチムチ警備員に相談してみると「一度国境超えて情報更新してみたら?」とアドバイスを受けたため、数時間かけて車でカナダに観光に行き、国境を行き来してみた。その後改めてB所に行ってみると、「前と情報が変わって今はシステムの情報と合致してるっぽい」、らしい。新たな希望が生まれてから既に1か月が経過している。SAVE Case checkというサイトから自分の社会保険関連の申請状況を閲覧する事が出来る。申請拒否の場合は☑マークがつくのだが、国境行き来後の申請はまだ削除されていない。しかしそこには、申請から20日以上たっても何もない場合は再度事務所に来てくれと注意書きが書いてある。ああもう行きたくない、、。今後どうなるのかは不明です。
2.これは相変わらず。自分と話すときや会議での発表となるとはっきりとした英語をしゃべってくれるが、アメリカ人同士の会話は早すぎて聞き取りづらいのは今も変わっていない。聞き取れる程度は上がっているがまだ太刀打ちできてはいない。前任者たちの経験によると、昼飯などを一緒に食べて会話するのがいいというアドバイスがあったので、2週間ほどやってみたが、日常会話の内容についていけず諦めて自分の机でボッチ飯をすることになった。30万ほどかけた英会話教材が効力を発揮している気はしないが、Podcastのハパ英会話やThis is 英会話の有料教材を新たに始めてからはマシになったような、相当無理をすれば思えなくもない。
因みに娘は時々ルー大柴みたいな話し方になっており、文章は喋れんが単語の発音がネイティブ寄りになっている。
例えば先日娘が「サマーソルト!」「サマーソルトにいってきた」と話していた。
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summer shoolね。ナッシュかと思ったよ。もう俺より発音がうまくなってる。
ただ英語の文章は読めないので、学校では小学生グレードに上がらず、幼稚園グレードに残る事になった。数か月で仲良くなった子たちと離れるのは何とも可哀そうである。
ここまでの状況だと悪い面ばかり上げているがいい面もある。
ホームジムを作ってから週4で筋トレやり放題なのは素晴らしい。デッドリフトもがしゃ落とし可能。
いい面は以上だ。
ただこれでもメンタル的にはマシになっている。渡米1か月から2か月目はひどかった。自分も嫁もメンヘラ化し、かつ子供たちにも意味なくイラついて思わず「もうお前ら日本帰れや」と叫びたくなったが何とか耐えた。なんでメンヘラ化していたのかだが、コミュニケーションが取れないと自分のダメさ加減に情けなくなってしまっていたという点が大きい。自分で勝手に思い込んで勝手に自己評価を下げる癖がある人間が初めて海外駐在になるとやばい。なので今後は出来るだけ楽観的な考えでいかないと家族もろともつぶれる可能性がある事を認識した。また幸いな事に自分の駐在期間は既に限定されており、比較的短期のため耐えれそうなので精神的苦痛を和らげる効果があるんですよね。
ぶほぶほ。