【2017.05.20.22:50訂正】銘柄の組み入れ基準に関して誤った記述をしていたため訂正いたしました。申し訳ございませんでした。
17日の米国市場での急落で、私の保有投信へのダメージはどんなもんかメモしてみた。
前日比 | |
eMAXIS 新興国株式 | -2.42% |
たわらNR 先進国株式 | -2.93% |
ニッセイ TOPIX | -1.34% |
SBI資産設計オープン(すご6) | -1.06% |
SMT 米国株配当貴族 | -2.30% |
i-mizuho米国株式 | -3.31% |
ひふみプラス | -1.06% |
今回の騒動はトランプ閣下とロシアが実はできているのではないかという疑惑に端を発したもので、ぼんやりした期待感で盛り上がってきた相場が一旦落ち着いてきたという見方もされている。著名な米国株ブロガーであるバフェット太郎さんの記事では、今回の様な調整局面においてハイテク株や資本財株を買った人がカウンターパンチを受けやすいので、長期投資家は地味なディフェンシブ銘柄を買い続けよと指摘している。
【悲報】恐怖心を忘れた無防備な投資家たちがミスターマーケットからカウンターパンチを食らう!
http://blog.livedoor.jp/buffett_taro/archives/21739854.html
私も積み立てている米国株配当貴族とi-mizuhoでは下がり幅が1%程差がある。これらの差は何から来ているのだろうと思い、構成銘柄を調べてみた。
両ファンドの組み入れ銘柄
SMT米国株配当貴族(ベンチマーク:S&P配当貴族インデックス)
銘柄 | 業種 | |
1 | BARD C R INC | ヘルスケア |
2 | SHERWIN-WILLIAMS CO/THE | 素材 |
3 | MCDONALD'S CORP | 消費者サービス |
4 | S&P GLOBAL INC | 各種金融 |
5 | LOWES COMPANIES | 小売 |
6 | MEDTRONIC PLC | ヘルスケア |
7 | WAL-MART STORES | 食品・生活必需品 |
8 | STANLEY BLACK&DECKER | 資本財 |
9 | 3 M COMPANY | 資本財 |
10 | JOHNSON & JOHNSON | 医薬品・バイオ |
i-mizuho米国株式(ベンチマーク:S&P500)
銘柄 | ||
1 | APPLE INC | 情報技術 |
2 | MICROSOFT CORP | 情報技術 |
3 | AMAZON COM INC | 消費者サービス |
4 | FACEBOOK CLASS A INC | 情報技術 |
5 | EXXON MOBIL CORP | エネルギー |
6 | JOHNSON & JOHNSON | ヘルスケア |
7 | BERKSHIRE HATHAWAY INC | 金融 |
8 | JPMORGAN CHASE & CO | 金融 |
9 | ALPHABET INC CLASS A | 情報技術 |
10 | ALPHABET INC CLASS C | 情報技術 |
それぞれの月次レポートにも書いてあるが、構成銘柄の業種が大きく異なっており、i-mizuhoはアップルやアマゾンなどの私でも知っているような有名な会社が、配当貴族の方はBARD CR INC?、SHERWIN-WILLIAMS CO/THE ?など正直どんな会社か全くわからない。しかし後者の銘柄は40年前後連像配当を継続してきた会社であり、信頼と実績と歴史がある事は間違いなさそうで、中には54年間も配当を増やし続けてきた会社があるようだ。そういう銘柄は弱気相場でも売られにくい安心感のある銘柄であるというのが米国株長期投資家の方々の意見だ。以前書いた記事中のグラフでもリーマンショック時の下げ幅が配当貴族の方が小さめだ。また2016年度のような上がり方はS&P500と配当貴族で差がついてしまう一方、配当貴族は弱気相場では下げに強い傾向にあり、トータルでは勝つ可能性もある。
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SMT米国株配当貴族インデックス 2回目の決算でも分配は無しの模様
こんにちは。昼間に記事を書くのは久しぶりです。 私も積み立てている「SMT米国株配当貴族インデックス」の2回目の決算があり、とりあえず今回の分配はなかった様です。また運用報告書はまだ公開されてません。 ...
ただSMT米国株配当貴族の方は2016/11/30時点の組み入れ銘柄と、4月版の月次レポートでは、組み込まれている銘柄は全く違ってきている。組み入れ基準は40年以上配当を増やしている銘柄としているが、中には37年という銘柄がある(それでも十分すごいが)(訂正事項:銘柄の組み入れ基準は、25年以上連続して増配している銘柄が対象です)。選定基準に合う銘柄が無い時は連続増配年数を短くして銘柄数を調整するそうだが、ベンチマークもそのような運用方法なのだろうか。不安はあるが、年2回という普通のインデックスファンドよりも多い決算回数は、そのような銘柄の選択に充てられているのかもしれない。
今は修行の時。さらに5月の家計がやばい。
弱気相場に強い銘柄への興味も出てきたのはいいが、私はまだどのインデックスがどのような動きをするか、色々な場面で見れておらず、自分の金がどのように上下するかを理解できている自信もない。今はいつ訪れるか決まっていないが、来るべきETFのスポット買いに向けて現金と各銘柄の動きを学習する期間だ。
さらに投資信託を買い増している場合ではなく、目の前の家計がいささかまずい状況になってきた。増税された自動車税、GWでの行楽、経費で落ちると思っていた取引先との飲み会がまさかの自腹などおも~いブローが効きまくっている。一応貯蓄のペースは落ちていないが苦しい。
株のお勉強も結構だが、目の前の家計を何とかしないといつまでたってもETFへのレベルアップなんかできないよね、という落ちでした。