最近は企業も好決算続きで、日本もアメリカも株価上げ上げ。景況判断も「回復」になったとか。ただ業種によると思いますけどね。以下の日経の記事では製造業ではプラスですけど、横ばいや下方修正、見通しも良くはない業種もある。うちも景気回復の恩恵が後回しにされるような業界なのでプラスってほどではないにせよ、ようやく足場が整ってきたか、雲間から薄日が差してきたか、という気配は感じる。実感は無いにせよ景気は悪くないという状態である。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21768110S7A001C1MM0000/
我が家にその回復の実感は来ているかというとどうでしょう。ここでいう「景気回復の実感」の定義を「手取り収入の増、それによる消費の増」と定義してみる。
うちの会社は定期昇給がありますが、それと同程度の支出が増えているため、結果として手取りは増えてません。ていうか減ってる。
外食も言ってないし消費は明らかに2年前より減ってるわ。ということで我が家での「景気回復の実感」はありませんでした~。
定期昇給をかき消す要因としては以下の要因である。
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こども保険は年金保険料を上げるための口実に使われているのか
表題の様な事をふと思ったのは給与明細を見て、健康保険料が上がり、雇用保険料が下がっていたからである。私は組合健保なので協会健保よりは保険料が安いが、組合健保も解散している所が出始めている。理由は高齢者 ...
【外部要因】健康保険料、厚生年金保険料の増加
【内部要因】ideco、財形貯蓄額アップ、英会話教室通い
外部要因である健康保険料、厚生年金保険料のアップで今年分の定期昇給は消えてしまっている。
内部要因のidecoは60までおろせない、財形貯蓄額アップも長期積立前提のプラン。いずれも年金や老後に関する要因での支出増で割り食っちゃってますね。
そりゃあ実質手元に残る現ナマは少なくなるし、消費は増えないわ。
前年対比で3万近く手元に残る金が減っちゃってますからね。それでもやりくりできている要因は実は私のカード無駄使いが減ってるであり、倹約によって金を捻出しているからで楽にはなっていません。
株式投資の効果は?
我が家のリスク資産の割合は約15%。最近の株高で保険料の年間支出アップ分くらいはカバーできる程度に利益はでてます。ただ株式投資の恩恵を目に見える形で受けるためにはもっとリスク資産の割合を増やさないといけなさそうですね。
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2017年7-9月期保有資産観測 ただ積み立てる以外に手出し出来ない状況
2017年第2四半期までが終了した段階での保有投信や資産構成の観測記事です。損益は最近のデータです。 スポンサーリンク 広告 保有投信成績 <特定口座> ファンド名 損益 前期からの変動 eMAXIS ...
最終的にリスク資産の割合を70%まで増やそうとすると、私一人の給料だとあと10年近くかかりそうだけど、リスク資産を増やしていかないとやっぱりダメかと思えるようになったのはいいのかもしれませんね。
こういう時は生活レベルを安定させる
うちの月あたりの生活費は諸々込みで約15~18万円。この2年間お金を使わないといけないなと思ったのはリスク商品と英会話くらい。株式投資のいい所は投資資金をねん出するのに倹約をして余裕資金を生み出そうとする取り組みを始められる点ですね。
では景気の回復を実感しても消費することないんじゃない。ってなっちゃいますが、もし手取りが増えたら、
。株の割合を増やす
今の所これしか思いつきません。新車の購入は後回しにしていい状況になってますし。
主業の方も継続して勉強しなきゃいけないので副業も考えられないし、嫁も働き出るのは難しいので、しばらくはこの状態を継続ですね。
以上です。