投資を勉強して、実際に始めた頃は色々なサイトで「リスク許容度診断」をして、当時の自分がそこそこリスクを取れる環境にあると認識していたはずなのに、1年半たっている今現在の状況を見るとリスク資産の割合は15%。今度始まる積立NISAの追加投資も、今の投資額に丸々40万円上乗せするか、今の投資額の一部を積立NISAに移すか迷っている始末。
自分はリスク選好度的にはリスクをガンガン取っていく人間だと思っていたし、リスク許容度はそこそこ高めと認識していたけど、実はその認識が変わってきている気がする。
なんでそんな事になったのかね。
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1.もともとビビりだった説
これについては以下の記事にあるが、財形貯蓄をフルに使ってから心置きなくリスク資産を増やせるようにしようと考えが変わってきているあたり、私はリスク選好派ではなく保守派だったのではないか。
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愉しく投資を続けるために、しばらくは落ち着く事も必要か
何事も愉しくないと続かないもので、節約も投資も愉しくないと続けられそうにないのが我が家の性分である。妻氏は「食費を削るのはストレスになる」というので、3人暮らしの家庭では恐らく高めの食費を削ろうとは思 ...
これは投資を始める前提である生活防衛資金を1年分の生活費のみとしていたが、実はもっと貯めておかなければ不安を取り除けないのかもしれない。
2.相場みちゃってびびってる説
最近は米国でも日本でも「今はバブルだ!」、「いや業績相場だ!」という記事が飛び交ってますね。私はどちらかというと「バブルじゃない派」です。国内外をはじめ、インデックスに含まれる主だった企業の決算であまり悪い話が出てきてないという認識です(一部のへました企業は除く)。まだ2年位は相場は伸びる!、そう思っているものの、下記のような記事を見ちゃうと「やっぱある程度現金貯めておくか」としり込みしちゃいますね。
ポジポジな自分と、ビビりの自分が引っ張り合っているのではないかという考えです。
3.目標が曖昧説
当初の目標が資産200万円増を達成できる体制の構築をめざしており、それも道半ばです。言い換えると現在の目標は年間で資産を200万増やす事なのですが、「なんのためだ?」という話が次に出てくるはず。でもそこが曖昧なんですよ。自分が将来何したくて200万円増/年が必要なのか。具体的にいつまでいくら欲しいのかあいまいなので、じゃあリスクをどれだけとらなくてはいけないかがわからくなって来ている。そんな考え。
4.欲望減衰説
当初投資を始めた理由は自分の趣味も充実させつつ、教育費、将来必要になるかもしれない金を創っていこう!なんて思ってたけど、
・車:年間走行距離25000㎞→5000㎞→車の存在価値低下中
・山:体重増えて、体力衰え、守るもの出来て、樹林内スキーすらびびる
なんか自分の中で今まで好きだった金のかかる趣味の順位が低下中。なんだかさみしいと思う反面、費用対効果という事を考えられるようになってしまった(「オトナ」になってしまった)のか。
いや今は確実に、子供>自分の趣味 になってる。そして2子目も考えてるので、子供+まだ見ぬ子ども>>>自分の趣味になってるのかも。私はどっちもうまくこなす程金も器用さもないね。
・・・
とりあえずリスクを積極的に取りに行けていない現状に対して仮説を立てたけど、要は全部心当たりがあるので、まとめると以下になる。
・実は思っていたよりビビりだった
・何のために金がいくら必要かはっきりさせる以前に、今いくら貯められる体質かはっきりしない
・子供が出来てもっと現金が必要だという認識になった。
○ここにきて幼稚園無償化、、。
この間の選挙で幼稚園無償を掲げて勝ちましたね自民党。う~ん。こうなると現金貯める必要ないんじゃね?そうも思っちゃいますが、私政治屋をそこまで信用できないので、やっぱり貯める方向でいきます。