数あるブログを拝見させて頂いていると、idecoの口座開設から実際に投資できるまではとても時間がかかっており、大体1か月~2か月程度かかっているようです。
今年2月初旬に私もidecoに申請書を出し、先週口座が開設される事になりました。申請から口座開設まで約2ヶ月ですが、書類不備があり、一手間加わったので恐らく通常よりも遅いと思います。申請当初は「随分時間がかかるんだ」と思いましたが、よくよく考えてみるとこれは当然なのかなと思います。
idecoは申請者→管理運営機関(証券会社等)で書類等審査→国民年金基金連合会で加入審査という流れです。私が最初の段階で気になったのは、「自分に加入資格があるのか、いくら拠出できるのか」、という点でした。この点に関しては申請の段階で、自分でも判定し、会社事業所のチェックが入ります。会社は信頼していますが、中には「ideco ?」という会社があるので、間違う可能性もゼロではありません。また管理運営機関の方でも書類不備等のチェックも入ります。さらに最後の国民年金基金連合会で納付履歴等をチェックしながら最終的な加入審査を行います。
私自身のガバガバチェック、事業所、管理機関、基金と、普通の証券会社口座とは比べ物にならないくらいの多重チェックです。
idecoは税金がらみなので間違いがあってはいけない
厚生労働省―確定拠出年金
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/nenkin/nenkin/kyoshutsu/
確定拠出年金の概要において、idecoの実施主体は「国民年金基金連合会」となっていますが、統括するのは厚生労働省です。idecoは各種案内の通り、運用益の非課税、所得控除、受取時の控除がメリットとして謳われていますが、いずれも税金がらみです。国は税金が絡んでいる事業に対してはきちんと運用が行われているか常に監視しています。何かしら間違いや不正があれば不利益を被るのは国民であり、その不正等を見逃せば監査だけでなく、ただでさえ風当たりが強い年金問題が国民やマスコミによって叩かれる事になります。「貯蓄から資産形成へ」を達成するための目玉であるidecoで失敗は許されないのでしょう。
さらに「確定拠出年金の施行状況」を見ると、2月だけで申請者が12万人に近づいています。しかもホームページにはすごい量のQ&Aが記載されており、チェックのフローチャートも広大なものかと思います。現場の担当局は大変なご苦労ですし、頭が下がる思いです。
さらに間抜けのフォローもしなくてはならない
ここでいう間抜けとは誰か。
私、ジャムぞうです。申請時の書類審査で押印が1ヶ所抜けており、口座開設が遅れてしまいました。管理運営機関のご担当者の方、ホント申し訳ないです。
ただidecoは審査に時間がかかる分、申請月の中旬くらいまでに書類をだせば2か月分まとめて掛金を26日に納付できるという点は助かりました。1月の間はぐちぐちとidecoをやるかどうか悩んで、1月分は拠出できませんでしたが、それは私の責任なのでなんともありません。
既に口座開設されている方は問題ないかと思いますが、これから開設される方は反面教師にしてチェックをしっかりしてください。拠出できる金額が減ってしまうと困るのは自分になりますので。
以上です。
※さらに入金してから約定までも13営業日と時間がかかる
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iDeCoは楽天証券とたわら先進国株一本足打法
先月審査が通ったiDecoの銘柄ですが、12,000円分の拠出額を楽天証券にてたわら先進国株式インデックス1本に突っ込んでいます。 国民年金2号保険者で、企業年金ありの私の拠出額は12,000円です。 ...