先日All aboutで「自動車の50年間の維持費は4000万円」という記事が書かれていましたが、そういえば5年間でジャム家はいくら使ったのかと思い、計算してみました。ちなみに私はドライブ好きであり、車関連はジャム家家計の「聖域」の一つです。
5年間で400万円
あらあらの計算ですが、5年間で4,128,200円となりました。以下が内訳になります。購入費+改造費142万円を除くと合計270万円程度となります。かかる費用は人それぞれであり、年によっても乗る距離が異なるのであくまでも私の場合です。
1位.ガソリン代
ここ2年間は環境の変化もあり、サンデードライバーになったので通勤に車は使用していませんので走行距離は少ないです。車通勤時は多い時で年間に25,000km走るなど割と車の使用頻度が高い方だったと思います。そんな人は多い時で30万円も超えてしまうんですね。
ちなみにガソリン代計算のために用いた項目は以下の通りです。
・燃費(km/L)
・各年度の走行距離(km)
・各年度平均ガソリン価格(円/L)
5年間のガソリン代=(走行距離÷燃費)×ガソリン価格
スバル車は燃費が良くありませんが、10~12km/Lとギリ許容範囲内です。ガソリンはレギュラー仕様ですが、それでも一番かかっているのですね。運転が好きで維持費を抑えたい人はやはり燃費のいい車を買う方がいいのでしょう。
2位.任意保険
私は職場の団体保険に入っていますが、契約初年度の内容は以下の通りでした。
・対人、対物無制限
・誰でも運転可
・車両保険
・弁護士特約あり
契約初年度は等級が6等級であり、免許も青色なので12万円と結構かかっていました。
ただ現在は「運転者は夫婦のみ」、「車両保険無」に変更し、無事故で等級も上がったので任意保険は3万円と9万円の削減になりました。もっと車に乗らない人はネット保険で見積もりを取るとさらに安く(2万円程度)できるでしょう。
3位.車検
年間2万キロ乗るとなるとやはり車も痛みが早いので、ディーラー車検にこだわってました。この価格には消耗品や対錆塗装、点検パック等が含まれている事に加え、スバル車は車検が高いとされているのもあり、やや高めの水準になっているといえるでしょう。
安くしようと思えば「コ○ック」や「アッ○ル車検で」見積もりしたら最安5万円程度で通せるでしょう。
ちなみにエンジンオイルの交換は約8,000kmに1回、もしくは半年に1回とルールを決めて交換しています。距離を走らなくても経年劣化はしてしまうので、そこは怠らないようにしています。しかも無駄に高いオイルをチョイスするというおまけつきです。
記事の4,000万は結構いい線行ってます
私の出費には無駄な修理や改造費などが入っている一方、駐車場代はかからない環境なので、トントンと考えると50年で4,000万は結構いい線をいっていますね。ベンツのAMGが欲しいとかぬかしたらさらに2,000万は加算されてしまいなすが。
私は運転が好きでして、無駄にドライブしてしまう習性があります。今も頑張れば車は必要ない場所に住んでいるのですが、やはりドライブして遠出をするのは色々と楽しいですし、妻もそこには同意してくれています。ただし私はパーツを組み込んで改造し、走りも楽しみたいという趣向があります。2016年は年間走行距離が少なく、ガソリン代も少なかったのですが、改造費だけで40万程度かかってしまいました。これにはさすがに妻もキレ気味でしたので、今後は自重し、車検代も含めて聖域を見直していく所存でございます。
都会の方はさらに年間30万プラス?
我が家は駐車場代がかからない環境であるため、だいぶ助かっているのですが、都心にお住まいの方で車を所有しているとすごい価格の駐車場代がかかっているのではないでしょうか。月に2~3万として年間で24~36万円。もし首都圏に異動した場合は車は手放している可能性が高いです。
我が家は今年から車税があがります(泣)
「初年度登録から13年超えた車は増税します」という決まりがあるのですが、我が家も初年度登録から13年経過したため、以下の表でいうと39500円から45400円まで、約6000円上がります。
http://www.mlit.go.jp/common/001125803.pdf
中古車は「認定中古車」で買った方が無難
維持費というと修理費をイメージしてしまいますが、そこは個体によって大きく変動します。私は現在の車をメーカーの認定中古車で購入しましたが、その時点で初年度登録から8年、走行距離は7万キロを超えていました。この程度になると各部品はかなり傷んできますし、定期点検でブッシュ類やロアアーム等にもひびが入っているのが見つかってきます。この5年間でも結構な不具合が発生しましたが、認定中古車の保証年範囲内であったため、「経年劣化により破損した部品の交換」は無料でした。値は張りますが、安心を金で買うのであれば、認定中古車ですね。私の車もディーラーさんが中古車として売り出す際はサスペンションキットを全交換したとの事で、ディーラーさんにもよりますがある程度経年劣化を気にして販売してくれます。
ちなみに10万キロ交換が目安といわれているタイミングベルトは、10万キロ超えて「交換してください」と言っても、たとえ認定中古車であった場合でも自己負担になります。あくまでも経年劣化での破損です。走行中にタイミングベルト切れたら死んじゃいそうな気もするのですが。ジャムぞうも車検と重なってタイミングベルトの交換になったので泣きそうになりました。「必須交換品」の金額はタイミングベルトとウォーターポンプです。
何かしら不具合が出てくる走行距離や、年式はメーカーによって様々ですが、輸入車をお求めの方は各社の認定中古車を買った方がいいと思います。2年以内であれば車検も部品交換も安く、BMWであっても12~13万円程度でも車検が通るそうです。ただ町の中古車屋で年式が新しくても妙に安い輸入車がある場合は地雷が埋まっている可能性が高いので、選ぶのは慎重に。認定中古車で購入し定期点検をしていても、年式がかさむと突然エンジンが逝ってしまう事もあるのが輸入車ですから。
以上