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頭を冷やさせてくれた平成30年2月の下落相場

更新日:

先々週から続く久しぶりの相場下落で改めて感じましたが、インデックス投資+積立のみだと相場の下落がそのままぶつかってくるので冷や水を浴びせられた感じでした。私の中で大幅な下げはトランプ大統領当選以降なので感覚が鈍っていたのもありますが、基本的にリスクヘッジもしていない無防備状態なので保有投信の損益も大きく下がっています。というか去年がやはり特別な年だったのでしょう。

チャートを見ても2015年以来のでっかい陰線、日経、DAX、原油等々ほとんど下げていたようです。ただ新興国株は中国以外はあまり下がっていないので軽傷だったようです。

 

今の心境はある意味貴重なのでメモしておくことにしました。

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保有投信損益(平成30年2月第2週始め)

全体的に大幅に下げており、10日間ほどで利益が10%ほど低下しています。逆に言えば▲10%で済んでいるとも取れますが。

<特定口座>

ファンド名損益1月上旬からの変動
eMAXIS

新興国株式

22.16%▲7.59%
ニッセイ

TOPIX

15.74%▲10.15%
たわら

先進国株式

15.35%▲10.86%
SBI資産設計オープン(資産成長型):すご65.35%▲5.8%
i-shares

米国株式

0.63%▲9.42%
SMT

米国株配当貴族

0.56%▲10.03%
ひふみプラス14.56%▲11.26%

 

<学資投資>

セゾンバンガードグローバルバランスファンド

 

<ideco>

たわら

先進国株式

0.5%▲9.9%

今後の投資方針

今回の下落に関して何が原因になったかは様々な分析と、今後の動向に関するアナリストの見解をSNSで見る事が出来ます。

原因として指摘されているのは、

・米国の金利上昇

・インフレ懸念

・円高ドル安

・VIX指数に連動する商品の消滅

・利益確定

などなど。

アメリカも日経も10%以上下げて、今が買い増し期間だという事で、買い出動する方がいる一方、空売り継続をする方々もいるなど、色々な思惑が交錯しています。アメリカは200日移動平均線にタッチしてから反転して上昇中、今後は50日間移動平均線を突破できるか試しているとの事です。日本は200日移動平均線も割り、為替は106円台、政府の為替介入はまだ実施されていない状況と、アメリカほど楽観的とは言えない様です。

今回の相場で何が起きたかを検証していくのは今後のためにもよさそうなのですが、今回の事で一度立ち止まって自分の投資ルールについて考え直す機会が出来たのは良い事だと思います。

以下は米国在住の日本人トレーダーの方のブログです。

インベストメント・マネージメント・アソシエーツ社の最高投資責任者、ビタリ・カットセネルソン氏は、こんなことを述べています。

月曜の大幅下落、そして火曜の強力な反発ラリーを見たアナリストやヘッジファンド・マネージャーたちは、早速もったいぶって予想される次のマーケットの動きを話している。ここで皆さんにウォール街の秘密を教えよう。「これから先のことなど誰にも分かっていない。」彼らの肩書、なめらかな口調に騙されてはいけない。ウォール街には、明日のマーケットがどうなるかを正確に予想できる人物など一人もいない。

中略

なぜマーケットは上げたのだろうか、下げたのだろうか、明日はどうなるだろうかということは確かに気になります。しかしそんなことより、「今日のマーケットの動きで、私たちは投資姿勢を変更する必要があるかどうかを検討することの方が大切である」とカットセネルソン氏は語っています。具体的に言えば、今日のマーケット反発が本当に買い原因となるかを自分の投資方針に照らし合わせて考えてみるべきです。

株の話、経済の話、何の話だろう?「最高投資責任者から皆さんへ:ウォール街の秘密を教えましょう」より引用

私はというと、自分のルール上月5万の投信積立以外にルールが無いので今のところは投資方針に変化はありませんが、本当に単なる調整なら買い増すべきなのかもしれない。そんな事を考えてしまったのも事実です。ルールの改訂方針としては今の所、

・積立額の増加

・余剰資金による増資

家庭内稟議は重要ですなあ 2017-10-12月期 保有資産観測 

2017年第3四半期までが終了した段階での保有投信や資産構成の観測記事です。損益は最近のデータです。 スポンサーリンク 広告 保有投信成績 <特定口座> ファンド名 損益 前期からの変動 eMAXIS ...

現状リスク資産は15%程度で問題はありませんが、一つ目は月々の家計に余裕がないし、却下です。

2つ目、余剰現金は少しずつ積みあがってはいるものの、増資のルール、短期でやるか長期でやるかそれもまだ決めていませんし、短期の場合は決め方もわかりません。そのためこれから年度終わりにかけてルールきめに入る予定です。

とにかく今回の相場は1年間上がりっぱなしでほんわかしていた私の頭をひっぱたいてくれた。それは確かなようです。

以上です。

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