私は現在マンツーの英会話を週に2~4回行っており1回90分で10か月ほど通いつめたらTOEICが685点に向上しました(こ2018年6月時点)。英単語はスタディサプリのアプリで暇があるときにたまに見た程度です。点数の内訳はリスニングが375点、リーディングが310点です。
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TOEIC300点台の人間が、2か月の英会話受講で海外出張アテンドができたか
1週間ほどの海外出張、客のアテンドが終わり、時差ぼけの中ブログを更新中です。 結論から言うと全部は無理でした。しかし日常会話は意思疎通が可能です。 1.通訳:▲ 2.専門用語通訳補助:△ 3.日常会話 ...
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2017年7-9月期家計収支観測 英語力はどうなったい?
年収500万31歳既婚子持ち男の資産観測記事です。 2017年度7-9月期における資産の推移と日々の雑感を示します。 スポンサーリンク 広告 金融資産変動額 1.2017年7-9月期資産変動額:+25 ...
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TOEICの点数から見る、現在の英語力で出来る事。
それではそのTOEIC685点というレベルがいかほどのものか、あくまでも一般的な基準としては以下の様です。
・TOEICスコア10~395点の方は、相手にゆっくりと話してもらったとしても、簡単な会話を断片的にしか理解できないでしょう。自分から話しかける際にも、単語を並べる程度のため、日常会話においてもビジネスにおいても実質的には意思疎通が難しいレベルと言えます。
TOEIC Listening & Readingの受験準備として、テスト時間と問題数が半分で構成されているTOEIC Bridgeを基礎固めとして受験する方も多いです。・TOEICスコア600~695点の方の場合、自分宛の簡単な仕事関連のメモであれば理解することができます。
また、海外旅行先でも、道を尋ねる際に、相手にゆっくりと話してもらうことで目的地までの道のりを理解することや、買い物、食べ物のオーダーもできるレベルでしょう。Langland TOEICスコアの目安・日常生活やビジネスでできること より引用
大体あってます。ただ私はまだ315点の時に、本業ではない欧州訪問の計画からアテンドをやらされ、685点の時に今度は米国訪問の計画からアテンドをやらされました。ビジネスなのでさすがに通訳は現地の駐在に頼みましたが、店でのちょっとしたやり取りや空港での係員とのやり取りはやらされます。その感想としては、
・欧州:少なくとも、オランダとデンマークは英語が第2言語なのでみんなゆっくり話してくれるから日常会話もOK
・米国:早すぎてわけわかんない
米国の空港係員、ホテル、レジ、タクシー、いやはや早いですね喋るのが。
タクシーの運ちゃんなんか、『ハワザ?!』とかいうもので思わず「え?何?」とか聞きなおしたりして結局答えられませんでしたよ。あとで聞くと「How is that ?」と言ったらしく「調子どーよ?」というニュアンスらしいです。わかんないよ。教科書に書いてませんよそんなの。
とりあえず米国入国から思い返してみると、
・ロサンゼルス空港入国時:手荷物検査は指示通りで喋れなくても無理やり体を引っ張ってくれる。パスポートや税関、顔写真とか機械式になっており、日本語対応可能だったので問題なし。入国時の質問も「目的は?」「目的地は?」「ホテルは?」「仕事は?」「最終目的地は?」とか教科書通りの事。ウソはつかない方が無難。前にカナダ入国でウソついた上司がブラックリストに載ってカナダ入国できなくなったし、私の目の前にいた中国人は揉めて別室に連れて行かれていた。
・ホテル全般:最初に困ったのはこれかな。人数分のチェックインをまとめて済ませていたら「損害保険の保険料を払ってくれ」と言われた事だ。なんでも何かものを壊した時のためとかに払っておくものらしく、クレカで払って何もなければ後で全額が返ってくる。なんていったかは思い出せないのでそこはDMMにでも聞いてほしい。
あとは朝食をホテル代とまとめて清算してくれというやりとりだ。これも勢いで押して何とか乗り切った。
・飲食店:自分一人だけで払う会計は問題ないのだが、会計を分けてくれというやり取りが出来ず、駐在員にまかせてしまった。事前に勉強してもわからん。
・空港:アラスカ航空は出来ればもう使いたくない。ゲートを通過したのになぜかシートは仮登録扱いで、人数が多かったら搭乗できなかったところだ。これは焦った。客が「おいあれ大丈夫か?」と聞いてくるので、頬杖ついてガムをかんでいる係員に聞いてみると「なにいってっかわからんけど、時間が来たらよぶわ」と言ったきりでぎりぎりまで呼ばれず肝を冷やした。英会話力はともかくアラスカ航空のシステムは良く理解しておくべきであった。
じゃあ私は何をしたかというと、専門用語の補助だ。現地駐在員は自分の仕事の範囲内しかわからず、客の専門分野の事についてはいまいち知識をもっていない。そこで特定の専門用語や知識がわかる私が客や現地駐在員のサポートをして解説したわけである。その際に簡単な英語のやり取りも米国会社の人間とはやり取りが出来る程度であった。
TOEIC700点未満の人間が、失敗無く海外アテンドするには。
・ガイドか現地駐在を雇って通訳させましょう。
・ついでに飲食店での注文もしてもらいましょう。
・専門用語に自信がないならしょっぱなからその仕事は「無理、できません」と断りましょう
身もふたもありませんがこんな感じです。これが現実、大抵何も出来ません。自信が無いならお客さんにも迷惑がかかるのでやめた方がよいでしょう。
また
・海外の日常的やり取りについてどれだけ経験があるか
・専門的なビジネスの英語をどれだけ読んでいるか
というような事がTOEICの点数よりも重要かと思いました。
勉強方法は何をしたらよかったか
やっぱり日常会話、短いフレーズの挨拶、カジュアルな言い回しをもっと耳慣れしておくべきでしたね。ちなみに「現地で困らないシチュエーションごと英会話集」みたいなのもかなり読みましたが糞ほども役に立ちませんでした。恐らくそこは渡米経験のあるガイドや友人に一度レクチャーしてもらった方がいいかもしれません。
また耳慣れに関しては、英会話の先生はYoutubeでSkynewsを1日5分でいいから聞けと言われましたが、Skynewsは早すぎてわかりません。なのでディズニー映画レベルがいいですね。あれ凄い分かりやすい。
専門用語慣れに関して、自分の仕事分野の研究論文を月に1本は読みましょう。これでだいぶ助かりました。
日常生活では何かいい事があったか
英会話レッスンは1回4500円、月平均3回言ったとして13500円、1年間で代々15万円。結構な額ですね。それに見合った成果あったでしょうか。人生は変わったでしょうか?まだわかりません。ただ社内のTOEICである程度の点数を取ると、海外駐在員向け試験の受験資格を得る事ができ、試験も無事に受かりました。これで会社の資金で海外駐在の訓練を受ける事が出来ます。英語を話せることは何もマイナスにはなりません。英会話に通ってTOEICの点数が向上した、それで通訳が出来る訳では無いけど多少はいい方向に動き始めている、それは確かなようです。